Monde Diary

オリジナリティー☆

小さい時からみんなと違った。
外人と呼ばれ、金髪を野次られ、子供の頃は辛かった。
母はみんなと一緒が1番嫌いらしく、常にオリジナリティーを求め、ぼくだけみんなと違う格好をさせられていた。頭の中はみんなと一緒なのだが、顔も髪も洋服も違う…そんな子供時代。

とてつもない大きななにかを得た時代。人は皆違う、違うが皆同じ人間。食って、クソして、寝る。死ねば皆同じ骸骨。そんな中で生まれる差別や嫉妬、いじめ、サディズム。面白いようにそれら全てを子供時代に味わった。そのおかげで中学に入る頃には、夢が出来上がっていた。自分の進む道が見えていた。誰がなんて思おうと、そんなことは関係なく、自分だけを信じて、夢に向かう事を楽しむようになった。失敗も楽しめるようになった。やりたくないことはやらない。だから学校はやめた。

やれることは全て気持ちよく、マイペースにやる。けしてやりすぎない。自分の持てる力以上は出しても無駄だとわかっていた。自分なりのやり方が、それがオリジナルで、誰にも真似できないからだ。興味のある事は全て挑戦する。あやしかろうが、なんだろうが、とにかく経験する。それがやばければ、記憶に刻まれ、絶対に二度とふれやしない。そうやって知り合いもふるいにかけてきた。おかげで、今は数の少ない友達が残った。腹が減ってパンを二つに分ければ、でかいほうを迷わず渡せる友達だけが残った。仕事や金より家族を選ぶ男になれた。そんな風に考えるようになると自然と人生いい方向に向かう。

僕のライフスタイルはシンプルだ。自分に厳しく、人に優しく。そんな生き方をしてると周りはそんな奴らばかりになってくるもんだ。辛い経験を若いうちにしておくことによって、自分に優しく、人に厳しい奴らは、自分の人生に入り込む隙がなくなったわけだ。人生はまだまだ続くと思っている。まだまだ経験したいことや、見たいものがいっぱいある。これからもガキの頃のようにどんな逆境も笑顔で乗り越え、全てをポジティブに人生をアートしてやろうと思ってる。
(写真は茅ヶ崎での幼稚園時代)

Marc
4th feb 2019

「タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」
レイモンドチャンドラー

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