なんで僕は健康生活を研究するようになったのか?
インスタを見ている人達の疑問でもあるだろう
僕が50歳になった時、世の中はコロナ禍真っ只中であった、作ったばかりのライブハウスは潰れ、インバウンド向け高級服屋も潰れ、ニースで8年間頑張っていたビストロも潰れた。
ずっと一緒だった娘は大学留学のためロンドンに1人旅立ち、ポツンと暇になってしまった僕は、なんかちょっと落ち込んだ。
身も心もグッタリ
そんな時に妻が全部辞めて海に住もうと言い出した
湘南に引っ越した
サーフィンを始めた
板1枚あれば半日楽しめた
半日海の上でバランスを取ろうとしていた
僕は82キロだった
重かった
そしてある本に出会う
ローレン・コーデイン博士のパレオダイエットだ
内容を簡単に説明すると、人類は500万年前に始まっていて、農業改革は9000年前に始まった
便利な畜産、農業が始まり人々は太り出し、近眼や虫歯、生活習慣病などに悩み始める
その前の人類の化石などを調べてみると、今の人々の2倍は大きく、筋肉が発達していて脂肪もなく虫歯もなく、健康でたくましかったそうだ
僕達の遺伝子は500万年前からのもので、9000年前からのものではないそうだ
農業改革後人工的に作られたの穀物や野菜、家畜に人間の体は対処できていない
食べるなら自然の恵みである木の実、緑菜、きのこ類、ジビエが遺伝子的に良いとの事
パレオダイエットを始める
最初は少し戸惑った…
どこで何を買えば良いのだろう…
しかし、慣れてくると、結構簡単で、ジビエも、緑菜もきのこも木の実もそれほど探すのは難しくなく、毎日の工夫で料理も楽しく、おいしかった
穀物が一切なくなったからか? 3ヶ月で13キロ痩せた
毎日に笑顔も増えた
痩せるためではなく、とにかく健康を意識して、全てが変わったのだ
気がつくと66キロまで体重が減り、体が軽く、犬の散歩も1日2回から4回に増え、爽快に小走りでやるようになる
健康を意識することで、ここまで、身も心も気持ち良くなるとは、自分でも思っていなかったので、驚いている
気がつくのが遅かったと思う
子供の頃から道端でタバコを拾い吸い、余った親の酒を瓶に入れてごちゃ混ぜのブレンドを飲み、モデルで稼いだ金で暴飲暴食、遊びまくった
メンノン時代の大成功、MTV時代のロックンロールな世界観、globeで頂点のラグジュエリー、体に良いことはいっさいぜず、ただがむしゃらに、記憶にもほとんど残っていない、その日その日を生きてきた
あの頃気づいていれば、ゆうに100歳を健康で迎えることができただろう…
皮肉にも健康に気づかせてくれたのが、みんなが苦しんだあのパンデミック…
コロナ禍が健康生活に気づかさせてくれた
気づかないで今までのような「最高?」な暮らしを続けていたら90キロ、いや100キロになっていたかもしれないww
どこまで、現役で楽しめるかわからないけど
今からでも遅くはないんだ!
自分を愛し、地球に優しく、食べ物に感謝しながら、これからもゆっくりほっこり健康生活を意識しながら、本を読みあさり、自分を実験台にして生きていこうと、そう決めて5年
他にもあるけど、だいたいこれが健康生活に興味を持った経緯です
とても気持ちが良いよ
アノッサンテ!
Marc.