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長野県軽井沢町からこんにちは、香織です。
3月はじめ、雪がきれいに積もりました。
あたり一面が彩り豊かな花たちでいっぱいになるまで、
あと少し‥です。
前回
>> 解毒の春・食べ方と健康について書きましたが、
食べ方と健康の関連で言うと、ダイエットなんかもそうですよね。
結局は
自分の体質に合っていないと
習慣にすることは難しいどころか、
かえって不調を助長することだってあります。
健康法、というと
今はさまざまな手法やスタイルが謳われていますが、
‘ 究極の健康法 ’ は自分にやさしくなること、ではないでしょうか。
・合わないことをしない( 食事でもライフスタイルでも )
・損なうことをしない( 食事でもライフスタイルでも )
・キャパ以上にしない( 食事でもライフスタイルでも )
だからと人生において何もしない、
ということではなく、
持って生まれた個性や特質を
より良い方向へ活かすための努力は大切です。
私たち人間は、
自然から離れれば離れるほどうまくいかなくなるので、
自分にとっての自然
= 心身の調和 を暮らしのなかで築くことが必要なのかもしれません。
自分にとっての健康法を知るために
伝承医学 ‘ アーユルヴェーダ ’ では、
健康と幸福の実用的な取り組みにおいて個々の特質を重んじます。
・体質はどうか( 肉体的および精神的な長所・短所 )
・消化力はどうか( キャパ上の食事量・質 )
この2つについて細かに( 脈診や問診をとおして )観察し、
その上で「 こういう人間 」といった診断をするわけです。
そうなると、健康法よりもむしろ
健康を害さない意識が大切になってくることが解ります。
生サラダが合わないひと、
発酵食品が合わないひと、
水分の摂り過ぎが合わないひとが居ます。
では、健やかさを妨げる要因とは何かと言えば、
そうした‘ 個 ’の特質やキャパシティを超えること( 過剰 )や、
または足りなさすぎる( 過少 )こと、
見合わないこと( 過誤 )にあります。
自分に合わない健康( ダイエット )法を手放す
私自身は、健康のために以下のことをやめました。
・豆乳を飲むこと
・スムージーを飲むこと
・ヨーグルトを食べること
・納豆を食べること
・生サラダの常食
・サプリを飲むこと
・トマト、玉ねぎ、パプリカを買うこと
・ちょこちょこ食べること
・食べるためにジムへ通うこと
特に市販でそれらを買うのをやめて、
消化力を整えるために自炊中心の食生活にしました。
時々外食で上記のものを食べることはあっても、
私の場合は未病状態が深刻だったので
1~2年は基本的に消化力を乱さないことを意識しました。
激性と惰性の往復( 急上昇急降下 )をしなくて済むよう、
日常の穏やかなリズムを優先しました。
あくまで私自身の体験ですが、
幼少期から成人まで低体温( 35 ℃台 )が普通ながら
常に炎症も抱えているような状態でした。
今は平熱 36 ℃なかばを維持し、快食快便がデフォルトになりました。
自分にやさしくなったら、健康になれました。
健康法は、バランス。
結局のところ「 なにごともほどほどに 」なわけですが、
この‘ ほどほど ’もまた個々によって差異がある
というのが面白いところでもあります。
自分にやさしくなることで自分を知って、
やさしい逞しい選択をしていけますように。
前回の記事はこちらから
>> 解毒の春・食べ方と健康
>> 暮らし方と健康
>> 自分らしさと健康
◯ 3 / 23 ㈰ 9 : 30 〜 14 : 30
軽井沢の小さなプライベート空間で
{ おいしい、を過ごす|o i s }を Open します。
シンプルなアーユルヴェーダレシピ、
消化にやさしい食事で
‘ おいしい ’ をお愉しみいただけますように。
暮らし方と健康、その土台を育むきっかけとなる導きを惜しみなく与え授けてくれた恩師、ヨガとアーユルヴェーダの実践ならびに精通者であるマイラ・リューインにこころから感謝しています。