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長野県軽井沢町からこんにちは、香織です。
毎週土曜日の配信を担当しています。
3 月下旬に入って
軽井沢にもようやく春がやってきました。
連日 20 ℃近くまで気温が昇り、
花こそまだ咲いていないものの
強い陽差しや温い風に揺れる木々たちが賑やかです♪
と思ったら今朝はまた雪ですが。
消 化 力 を 整 え る と
自 分 自 身 が 整 う
さて、前回の BLOG では
「 健康法では健康になれない? 」について書きました。
皆さんは、
どんな過程を経て健やかさを培われましたか?
私の経験上、
健康法を超実践! というより
‘ 意識改革 ’ みたいなところから
真の健康への道のりが始まったように思います。
そもそも何によって健康を害すのか?
の根本を探り、振り返りながら
では
本来の人間の健康( あるべき姿 )とは何ぞや?
を総体的に知ることで、
選択の一つひとつが変化しました。
なかでも、 ‘ 消化力 ’ の解釈が
私にとってはおおきな転機でした。
‘ 消化力 ’ というと
馴染みのない感じがするかもしれませんが、
・代謝能力
・免疫力
のニュアンスで解釈してよいと思います。
例えば、
同じものを食べても順調に過ごしているひとと
なにかしら問題が生じるひととが居ます。
これは ‘ 消化力 ’ に違いがあるということ。
私たちの「 消化力が整っている 」 と、
・毎日自然と排泄がなされる
・食事をおいしいと感じる、心地好い空腹感と食後の感覚
・眠りの質がよく、寝起きもよい
・けがなどしても治りが早い、風邪など滅多にひかない
です。
肉体と精神の両面において快活かつ柔軟性があり、
日々何てことない瞬間で
‘ 自分らしさ ’ を感じられます。
このように
消化力 = 生きるうえで必要なエネルギー
とも解釈できます。
消 化 力 が 弱 っ て い る と
な ん だ か 生 き づ ら い か も ?
反対に、
消化力を損なう
= 弱くする・乱すような事柄があります。
・滋養の乏しい食事、早食い、充分咀嚼せず呑み込むこと
・量、質、時間帯ともに不適切な食事内容
・食後すぐ横になったり寝ること
・不規則な暮らしのリズム、行き過ぎた過労や疲労
・慢性的な睡眠不足( 質のよくない、浅い睡眠 )
などです。
私たちは個々に産まれ持つ体質が異なるため、
それぞれにキャパも違います。
自分にとってのキャパから何かがオーバーしたとき
消化力は弱り、乱れ、損なわれるんですね~
また感情によっても消化力は損われるので、
深い哀しみに沈むときや怒り狂うときにも
その歪みは生じます。
人間だもの、
そういったことはあれど、
慢性化したりそれ以上に深刻化しないよう、
適宜ケアが肝心になります。
消化力が弱ったままに月日が流れていくと、
肉体と精神の両面で不調和がつづいて
‘ 生きづらい感じ ’ が増していきます。
それは ‘ 本来の自分らしさ ’ とかけ離れて
健やかさとともに幸福感も逃していく …
と、
世界三大伝承医学のひとつ
‘ アーユルヴェーダ ’ では、
健康( 健康寿命 )において消化力をとても重んじています。
{ 消化力を整えること }
・つくりたての食事、鮮度ある食材、旬食材を食べる
・食事時間、睡眠時間を固定化して規則正しく暮らす
・1日のなかで昼食がメイン、腹8分目で食べ終える
・姿勢を正して食べる、充分に咀嚼してから飲み込む
・心地好い空間でのリラックスした食事
・午前中の適度な運動
・質のよい睡眠
などなど!
季節の変わり目や
多忙な時期の始まりと終わり、
そしてそれらの中間地点などでは
一度自分を省みて労わることを大切にしたいですね。
前回の記事はこちらから
>> 健康法では健康になれない?
>> 解毒の春・食べ方と健康
>> 暮らし方と健康
>> 自分らしさと健康
◯ 5 / 24 (土) ~ 27 (火)
{ 自分のためのお料理プラクティス in }を開催します。
ゆったりと煌めく初夏の軽井沢で、
シンプルなアーユルヴェーダレシピ、
消化力を整えるライフスタイルをご体感ください。
暮らし方と健康、その土台を育むきっかけとなる導きを惜しみなく与え授けてくれた恩師、ヨガとアーユルヴェーダの実践ならびに精通者であるマイラ・リューインにこころから感謝しています。
コメント一覧(4)
同感です! 日本漢方でもいの一番に脾胃を整える 鉄則です!
漢方薬剤師 @ともや さん
漢方薬剤師視点からのお声をありがとうございます!いの一番に脾胃。ここから全部に繋がりますね☆彡
自分のためのお料理プラクティス 、ヨガとアーユルヴェーダの実践
>とっても気になります^^
アキモト ヨウコ さん
ありがとうございます。
今年唯一の開催です。よろしければ^^*