MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

美しい地球を伝え残そう🌏「日本の職人に学ぶ美しい精神性」

金曜日のブログ担当
粋な女子道 稲垣沙織です。

このブログでは、「美しい地球を伝え残そう」をテーマに
大好きな神奈川県鎌倉、葉山を中心に旅先で出逢った地球の美しさを発信していきます。

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「日本の職人に学ぶ美しい精神性」

日本の職人さんが生み出す器や刀、漆器や織物。

手に取った瞬間に感じる「美しさ」

それは単なる技術の結晶ではありません。

もっと奥深くて、もっと静かな「心」が宿っていると思うのです。

もちろん、日本人が「手先が器用」というのは確かです。

細部にこだわる力や、目に見えない誤差を感じ取る感覚は、長い歴史の中で育まれてきたもの。 

けれど、それだけでは説明のつかない
「品格」が、そこにはあります。

それは
道具へのリスペクト
物を扱う丁寧さ
さらには、空間や作品そのものに宿る「氣」への感謝の心の表れではないでしょうか。

例えば、
刀鍛冶(かたなかじ)の世界では、火を起こす炭にも、鍛錬に使う水にも感謝を込めると聞いたことがあります。

器を作る陶芸家は、土を撫で、水をすくい、釜の温度と対話する。

そこには「ただの素材」など一つもなくて、
すべてが「共に作品を生み出す存在」として扱われているのです。

この精神性は、
世界に誇る「和」の美しさの源だと思います。

だからこそ、技術だけを学んでも、この洗練された佇まいは簡単には再現できない。

目には見えないけれど、確かにそこにある「敬意」や「祈り」が、作品に宿っています。


New Yorkでの取材にて


Nalata Nalata(日本の工芸品や雑貨販売)


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現代の私たちは、「効率」や「成果」ばかりを追いがちです。

けれど、心を込めて扱うこと。
時間をかけて関係性を築くこと。

それは、物だけでなく、人との関わりにも同じように必要なことなのかもしれません。

器一つ、刀一本に込められた、
静かな情熱と敬意の文化

それに触れるたび、
私もまた、自分の行いに「心を込めているか」と問いたくなる瞬間でもあります。

目に見えるものだけでなく、目に見えないものが人の心を動かす瞬間

それが、日本の職人が教えてくれる
「美の本質」だと感じています。

あなたが「美」を感じる瞬間はどんな時ですか?

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「美しい地球」とは、景色や食べ物はもちろん、人それぞれの「考え方や美学」でまた見え方、捉え方が変わってきます。

美しい日々を感じられるのは、そのマインドが大きく影響しています。

美しい地球を伝え残す為に必要なことは何か・・・

そんなことを皆さんと一緒に、日々の生活からゆるっと考えながら、心に余白をつくるブログ時間となれば嬉しいです。


それでは、次週金曜日に
またお会いしましょう。




Saori Inagaki
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コメント一覧(1)

  1. LeeSob より:

    Salam, qiymətinizi bilmək istədim.

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