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少し遠くへ出かけるとき、私は静かに自分と向き合う時間をつくるために、グリーン車を利用しています。
車内の落ち着いた空気の中で、ブログを書いたり、編み物をしながら思いを巡らせたりする
——そんな静かな時間が、とても好きなのです。
でも、今朝のグリーン車は、いつもと少し違いました。
通路を挟んだ向かい側の席に座った、50代くらいの女性。
その方が、凄まじい剣幕で隣の女性に職場の上司の愚痴を延々と語っていたのです。
隣に座っている女性は、少し年上に見えました。
終始うなずきながら、ただ静かに彼女の話を聞いている様子でした。
でも、その怒りをあらわにした声のトーンや熱量は、朝の静寂な通勤の時間にはあまりにも異質で
思わず私は心をザワつかせてしまいました。
あまりに気になって、イヤホンをつけて編み物を始めました。
少しずつ、ようやく自分の時間を取り戻せたそのとき、ある想いが心に浮かびました。
その火を、聞き手や周囲の人に向かって投げているように感じたのです。
するとどうなるでしょう?
火の粉を被るのは、近くにいる人たちです。
どれだけ彼女の話に正当性があったとしても
少なくともこの車両にいた人たちは、彼女のことを「好ましい人」だとは思わなかったのではないでしょうか。
もちろん私自身も、理不尽なことに腹が立つことはあります。
でも、他人の姿を通して、自分もまた誰かに火の粉を浴びせてはいなかったかと、ふと思い返す機会にもなりました。
そして改めて、自分が思う「好ましい人」とはどんな人かを考えたのです。
✔ アドバイスを言う人より、ただ静かに話を聞いてくれる人
✔ 自分の正しさを主張するより、相手の意見を否定しない人
✔ 完璧を語るより、自分の弱さやダメなところも見せてくれる人
✔ 気遣いが過ぎるより、頼まれてもいないお世話をしない人
朝のグリーン車での出来事は
静かな時間をかき乱された体験ではあったけれど
結果的に「自分の在り方を見直す時間」にもなりました。
人と人が関わる以上、どんなに気をつけていても、火の粉は飛ぶものかもしれません。
でもせめて、自分からは火を投げない人でありたい。
そんな風に、改めて感じた朝でした。
あなたにとって、「好ましい人」ってどんな人ですか?
毎日が、誰かを思いやれる1日になりますように
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