MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

No.6 頭痛について 

山口県山口市の自律神経専門整体 GREEN
毎週日曜日に投稿を担当しています

本日は頭痛の症状についてお伝えしていきます
当院には、原因不明の頭痛をかかえている患者さんが多く、精神的な症状と併せ持っているように思います
頭痛だからといって、病院の受診はせずに、ご自身で自己判断されている方も多いように感じます

●日本の現状
・約4000万人以上が慢性頭痛を有していると予想される

・頭痛には、1次性頭痛と2次性頭痛に分けられる

【一次性頭痛】

・片頭痛、緊張型頭痛→脳の血管の拡張、首周囲の筋肉の緊張

・その発症メカニズムと対処法を正しく理解し、頭痛と上手に付き合っていくことが必要である

【二次性頭痛】

・なにかしらの病気が原因で起こることがある

・クモ膜下出血、脳腫瘍、強い頭痛が突然あらわれたり、手足の麻痺・しびれ・痙攣、激しい嘔吐や高熱などを伴う頭痛は医療機関の受診が必要となる

【片頭痛】

・脳の血管が拡張し、突発的に起こる頭痛

・脳の血管が拡張することで、三叉神経が刺激されて炎症が起きる

●特徴

・こめかみから目のあたりにかけて、ズキンズキンと脈打つような痛み

・動かすと痛みが増幅しやすい

・吐き気・嘔吐・下痢、光・音・においや、気圧・温度の変化で悪化しやすい

・ストレスから解放されたときには急に血管が拡張することがあり、休みの日になることもある

●対処方法

・こめかみなどをアイシングなどで冷やし、血管を収縮させることが効果的といわれている

【緊張型頭痛】

・身体的・精神的ストレス、長時間のデスクワークなど、頭・肩・首の筋肉が緊張することで起こる

・筋肉の緊張で血流不良→老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起こる

●特徴

・目の疲れや倦怠感

・後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛み

・頭痛が数ヶ月以上も続くケースもある

●対処方法

・適度にストレッチなどをとり入れて筋肉の緩和を図る

・首や肩を蒸しタオルなどで温めることも効果的

●予防について

・日ごろの状態を確認

・睡眠時間の確保

・食事に注意(チョコレート、チーズ、ハム、ヨーグルト、赤ワイン)などは片頭痛を影響しやすい


●最後に
「頭痛くらい大丈夫」と軽く考えないようにすることが大切と考えます。
臨床経験を通して、脳血管疾患の患者さんは「普段と違う頭痛を感じた」と話されていました。
大きな病気やけがの前には必ず前兆はあるように思います。
原因は様々なので、対処方法を間違えるだけで逆効果になることもありますので、できる範囲で生活習慣から見直すきっかけに繋がればと思います。

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