MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

。 🌱「ケアする人を支えたい」——母の介護を経て、今わたしが始めたいこと

こんにちは、尾形弓子です。


いつもは「ヨガ」「ハーブ」「体質改善」など、内側から整える健康のことをお伝えしていますが、
今日は少し違う角度から、とても個人的で、大切な話をさせてください。



昨年、私は母を在宅で看取りました。
介護生活は決して楽なものではなかったけれど、母との時間は、かけがえのない宝物です。





🕊 命と向き合うなかで、見えたこと

母を介護していた時間は、
とにかく必死でした。
私は母が大好きで大好きで本当に大好きな存在でした。


だから、医者が毎日のように伝えれる「余命〇〇日」という言葉には耳を貸さず、たくさんのことを調べて母のためにできることをやりました。


意識のない中でも、
きっとお花に囲まれていたら幸せに違いない。



まだ10月でしたが、
クリスマスが大好きだった母のために、
ベット周りをクリスマスの飾り付けで彩りました。


寒くないかな。寂しくないかな。痛くないかな。。。
母が私にしてくれた多くのこと。


そして看取った後
「生きるとは?」「死とは?」を問い続ける日々でした。
それは同時に、私の人生観や死生観を見つめ直す時間でもありました。



🤝 支える人を、支えたい
この経験を通して、私は強く思いました。


まず、病院にもよると思うのですが、
とにかく家族の意見を聞いてくれたり、
治療方針を相談してくれたりなどがありませんでした。


でも、逆に私たちもそういうものなんだと諦めていました。
相談ではなく指示に従うだけの毎日でした。
治療に向けて処置をしてくれていると信じていた病院では、


実は死にゆくために寝かせていただけだった。。。


もっと早く言ってほしかった。
伝えてほしかった。


そして私がもっと強引にでも、
割り込んででも、
父ではなく自分で医者の話を聞くべきだった。


相談させていただいていた友人からのアドバイスで、
やっと、私は自分たちが何も知らなかったことを知りました。


「患者家族がいろんな情報を知るにはどうしたら良いのだろう?」

介護している最中に本当必要だったのに、
諦めるしかなかった多くのこと。
「ケアをする人たちを、誰がケアしてくれるのだろう?」


医療、介護の現場で立ちはだかっている大きな「制度」という壁。


死にゆく人の死に方を選ばせてほしい。。。
そう切実に思っています。



介護を担う家族、訪問看護師さん、ヘルパーさん。
皆さんお一人お一人本当に尊いお仕事をされていて、愛にあふれています。

思うようにできない多くのこと。


🫶 情報交換しあえる、やさしい場所を
そして今、私は新しいコミュニティを立ち上げようとしています。

それは、こんな想いからです:

介護の現場で起きているリアルな声をシェアしたい

孤独を感じないように、つながりを作りたい

私がこれまで経験したすべてのこと、制度や栄養などのセルフケアなどのことも共有したい

ケアする人される人どちらもの「命の輝き」を守る場所にしたい

実体験をもとに、**“介護の現場×癒し”**をテーマに
企業や団体との連携にもつなげていきたいと考えています。



📣 仲間を募集中です!
この活動は、まだ始まったばかり。
でも、私の心のなかではずっとあたためてきた想いです。

「私も同じ気持ちだった」
「介護で疲れていた時に、こんな場所があったらよかった」
「情報を発信する側として関わってみたい」

そんな声があれば、ぜひ力を貸していただけませんか?

インスタグラムでも発信していきますので、興味のある方はぜひDMくださいね。
@yumiko_ogata


🌸 最後に

母との時間を通して感じたこと。
そして、その想いを、次へとつなげていきたいという気持ち。

次回のブログでは、
この新しいコミュニティで「どんなケアや学びができるのか」具体的な構想もお伝えできたらと思っています。

読んでくださり、ありがとうございました。


尾形弓子
ヨガ講師 / ハーブ&ウェルネスコーチ / ナチュラルケア実践者
Instagram: @yumiko_ogata

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