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こんにちは!ももい接骨院・整体院の百井和浩です。
今日は僕の失敗談についてお話させてください。
以前の僕は被害者意識が強く 常に 誰かと or 何かと 戦っていました。
でも、そんな気持ちでいては、常に心は平和でないし、体調も優れません。
いつも見えない何かに怒り、自分以外の何かを責めていました。
そして妻とケンカになる度に『あなたは被害者意識が強い!』と言われていました。
感情的になっているときに妻からそんな事を言われても僕は全く聞く耳を持ちません。
そして、妻のメッセージの内容を深く考えることもしませんでした。
そんなある日、妻とは全く関係のない事で妻とケンカになり、どうしてなのか?と考えていた時に、いつも妻から言われる被害者意識の事を深く考え自分なりに調べてみました。
被害者意識の中にいると絶対的に必要となる存在があります。それは『加害者です』
加害者がいなくては被害者でいられないんです。
なので僕はいつも一番近くにいる妻を加害者としてでっちあげることで自分の被害者としての立ち位置を獲得していたんだと気づきました。
この心の癖は妻や家族に対してだけではなく、学校のPTAや近所の人などにも無意識に発動し心の中で勝手に争っていました。
ところがこの『加害者ありきの被害者としての自分』という事に気づき加害者を作らないように自分の心に言い聞かせると自分が被害者ではいられなくなり、心の中で誰かと争いを続ける必要がなくなり今では心穏やかに
毎日を平和に過ごせています。
被害者を演じてしまう原因の一つに被害者という立場を利用すると、自分の行動を全て正当化出来るという事があると思います。
僕の場合も自分の言動の正当性を主張する為だったと感じています。
心と体は密接に関係しています。
心の中で何かと戦っていると、身体も交感神経が優位に働き、上手く休めなかったり食欲異常が出たりと調子が悪くなってきてしまうと僕は自身の経験を通じて痛感しています。
被害者としての立ち位置を作ろうとしてしまう心の奥底には、『昔深く傷ついた』と言う心の傷があることが多いと自分自身感じています。
僕自身にも心に傷があり今でも癒されることはありません。
でも、被害者から抜け出して、見えない何かと争う事をやめたら、その先にはとても心穏やかな毎日が待っていました。
傷は簡単に癒えるものではありませんが被害者意識から抜け出すのは自由です。
僕は毎日は出来なくても週に一度だけでも被害者をやめる日を作る意識を持ってみたり、素直な気持ちで妻に接してみることから始めました。
僕の失敗談が皆さんの生活や健康を明るくしてくれるととても嬉しいです。
いつも読んでくださりありがとうございます。