MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

和歌山県上富田町に世界一のクラフトジンがある!和歌山を詰め込んだ「JAPANESE CRAFT GIN (熊野ジン)」の挑戦 #ローカルライフ ♯和歌山

大分県出身和歌山県上富田町在住の「元気」です

今回はわが町で作られる、和歌山を詰め込んだ大好きな大好きな世界一の「ジン」をご紹介します!

ジンを作る会社は上富田町の誇るソウルドリンク「プラムハニップ」を販売する「プラム食品」さん 
↑老若男女に親しまれる梅ジュースです

1969年の創業以来、梅酒や梅ワインなど、梅を活かした商品を手掛けてきました。そんなプラム食品が、創業50周年を迎えた2019年に新たな挑戦を決意。それが、世界に誇るクラフトジン「熊野ジン」の開発です。

「和歌山・熊野の恵みを詰め込み、世界に発信できるジンを作りたい」
この想いのもと生まれた熊野ジンは、2019年のCWSA(チャイナ・ワイン&スピリッツ・アワード)で最高金賞を獲得。
世界的に評価を受けながらも、直後にコロナ禍に突入し、当初予定していた展開が難しくなりました。

しかし、熊野の自然が生んだ特別な味わいと、プラム食品の情熱は衰えることなく、着実にその名を広げています。
今回は、社長へのインタビューをもとに、熊野ジン誕生の背景やこだわり、楽しみ方についてお伝えします。


50年の歴史を超え、新たな挑戦へ

「次の50年、100周年となる2069年に向けて何をするか?」と考えたとき、社長が出した答えは「世界に向けて発信できる酒を作ること」でした。外国の方でも「ジン」「ウイスキー」は共通言語。

「これまで培ってきた技術や設備を活かしながら、新たな挑戦をしたかった。
そこで目をつけたのが、世界的に注目されているジャパニーズウイスキーとジャパニーズジンでした。」(社長談)

こうして、和歌山の恵みを活かしたクラフトジン「熊野ジン」が誕生したのです。


熊野ジンのこだわり – 和歌山産にこだわった19種類のボタニカルと50度のアルコール度数

熊野ジンの最大の特徴は、主に和歌山産の素材にこだわった19種類ものボタニカルをブレンドしていること。

19種類の和歌山の豊かな自然の恵みを活かし、特別な香りと味わいを生み出しました。

使用されているボタニカルには、紀州南高梅、温州みかん、柚子、すだち、独特の風味を加えるぶどう山椒、吉野杉、真妻わさび、しょうが、榊、などの和のスパイスも含まれています。ほかにもジュニパーベリー、コリアンダーシード、キャラウェイ、スターアニス、オールスパイス、グローブ、ベイリーブ、シナモン、ラベンダー

梅に関してはなんと3種類もブレンドされています。「完熟梅」「青梅」「梅酒」など梅を得意とするプラム食品の利点です。
さらに、ジュニパーベリーやラベンダーといったハーブが香りの層を重ね、バランスの取れた複雑な風味を実現。

また、アルコール度数は50度と、通常のジンよりも高めに設定されています。
ジンの本来の個性を最大限に引き出すため、スピリッツの持つ力強さと、繊細なボタニカルのバランスが絶妙なのではないでしょうか。

また、現在はウイスキーの開発も進めており、「じっくり試行錯誤しながら、プラム食品ならではの味わいを作っていきたい」と意気込みを語ってくれました。ウイスキーも現在様々実験的に試していて、寒暖差のある場所、安定的な室温の場所、樽を変えてみたらどんな味わいになるかなど、プラム食品の本気でいいものを作りたいという意気込みがうかがえました

↑長井社長自らウイスキーの樽を紹介していただきました


熊野ジンの楽しみ方 – 社長おすすめの飲み方

せっかくなら、熊野ジンの美味しさを最大限に楽しみたいですよね?
社長におすすめの飲み方を伺いました。

「熊野ジンの特徴である「香り」を楽しむなら、シンプルにソーダ割りがおすすめです。
氷をたっぷり入れて、炭酸で割ることで爽やかさが際立ちます。」(社長談)

また、社長ご自身が最も好きな飲み方は「冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートで飲む」こと。

ちなみに、私個人的には夏場で仕事終わりに飲むご褒美として熊野ジンソーダが毎日の楽しみでした

熊野の恵みが詰まった一杯を、ぜひ味わってみてください

和歌山県上富田町発の「熊野ジン」。
世界に誇るクラフトジンとして、地元の素材と技術を詰め込んだ一杯です。

「熊野ジン」の挑戦はまだ始まったばかり。
和歌山の風を感じる特別な味わいを、ぜひ一度楽しんでみてください!

ご購入はコチラ!
https://www.tominosato.net/

プラム食品株式会社
https://www.plumone.co.jp/


↑プラム食品 長井社長