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金曜日のブログ担当
粋な女子道 稲垣沙織です。
このブログでは、「美しい地球を伝え残そう!」をテーマに
大好きな神奈川県鎌倉、葉山を中心に旅先で出逢った地球の美しさを発信していきます。
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「なぜ、日本の街は綺麗なのか?」
2022年
New Yorkで映像&インタビューの仕事
2023年
New Yorkで書籍『IKI TOTONOE』出版
2024年
New Yorkで出版記念トークイベント開催
ご縁あって、ここ数年New Yorkで仕事をする機会が増えてきました。
海外に行くたびに感じるのは、「異国を知ることは、日本を知ることでもある」ということ。
日本にいると当たり前になり、気づかなくなっていることが、海外に出ると鮮明に浮かび上がります。
たとえば
・食事の美味しさ、そして選べるジャンルの豊富さ。
・価格以上のクオリティを提供する飲食店やホテル。
・良質な飲み水やシャワーのお湯。
・夜でも安心して一人で歩ける治安の良さ。
・街のいたるところに設置された自動販売機。
・人の優しさ。
これらは、日本を離れてみて初めて、
どれほど特別なことなのかを実感する瞬間でもあります。
そして、海外から日本に戻り、一番最初に気づくこと。
それは
空港や街、そしてトイレの綺麗さです。
「日本は街が綺麗で感動した」
海外の人々から、よくそんな言葉を耳にします。
たしかに、アメリカ、南の島、中国…どこに行っても、
日本の街の清潔さは際立っていると私自身も感じます。
ある日、New Yorkでのインタビュー中にこんな言葉をいただきました。
「日本って本当に街が綺麗。ゴミもほとんど落ちていない。素晴らしいですよね」
改めて言われてみると、
その通りだと頷きました。
でも、さらに気づかされたのは、
その後の言葉です。
「日本の街が綺麗なのは、綺麗に使える人がたくさんいる国民性、精神性があるからですよね」
この一言に、ハッとしました。
アメリカでは、道を歩きながらゴミをポイと捨てる光景を目にします。
一方で、日本では、道端にゴミを捨てる人はほとんどいない。
(ゼロではないけれど)
むしろ、落ちているゴミを拾う人の姿を街中で見かけることもあります。
日本の学校では、お昼ごはんのあとに「掃除の時間」があるのが当たり前。
掃除や片付けの習慣が、幼い頃から自然と身についているのも、日本ならではの文化です。
街の美しさは、文化や精神性の現れでもある。
海外から戻るたびに「日本は本当に綺麗だ」と感じるのは、単に清掃が行き届いているからだけではなく
そこに住む人々の意識が、その美しさを生み出しているからなのかもしれません。
相手がいるからこそ、自分を知ることができる。
海外に行くからこそ、改めて日本の良さが見えてくる。
旅をすることは、日本の美しさを知ることでもある。
そして、「美しい地球を未来に伝え残す」ために、私たち一人ひとりができることを考えるきっかけになるのかもしれません。
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「美しい地球」とは、景色や食べ物はもちろん、
人それぞれの「考え方や美学」でまた見え方、捉え方が変わってくると思います。
美しい日々を感じられるのは、そのマインドが大きく影響しています。
美しい地球を伝え残す為に必要なことは何か・・・
そんなことを皆さんと一緒に、日々の生活からゆるっと考えながら、
心に余白をつくるブログ時間となれば嬉しいです。
Photo location:Kamakura(THE HARBOR TERRACE)/New York
Photographer :Shiori Saito
それでは、次週金曜日に
またお会いしましょう。
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ちなみに
今日は鎌倉の海沿いをお散歩している
マークパンサーさんにバッタリお会いしました。気さくで優しくて今日も素敵な笑顔でした。
Saori Inagaki
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