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ポスタ-提供:特定非営利活動法人 日本消費者連盟
Aloha kakahiaka! 水曜日担当のKEIKOです。
近年、街を歩いていると強い香りの柔軟剤や香水に「ちょっとキツいな」と感じることはありませんか?
これは「香害」と呼ばれ、頭痛、めまい、吐き気、呼吸困難などを引き起こすことがあります。
特に化学物質過敏症(MCS)の方にとっては深刻な問題です。私も以前は「いい香り=心地よい」と
思っていました。
でも、あるとき市販の柔軟剤を使った服を着ると喉がイガイガしたり、気分が悪くなったりして…。
調べるうちに、柔軟剤や洗剤には多くの合成化学物質が含まれ、環境にも影響を与えていると知ったのです。
柔軟剤の香り成分は、衣類に長く残るだけでなく、排水を通じて川や海に流れ出します。
合成香料の一部は分解されにくく、水質汚染の原因にも。また、揮発した香り成分は空気中に広がり、
大気汚染の一因になることもあります。「いい香りの裏には、環境負荷があるかもしれない」
そう考えると、日常の選択を少し変えたくなりますよね。
「でも、ふんわり柔らかい仕上がりは諦めたくない!」という方におすすめなのが、手作り柔軟剤です。
市販品のような強い香りはありませんが、環境にも体にもやさしく、ナチュラルな仕上がりになります。
☆簡単な手作り柔軟剤のレシピ☆
【材料】
・クエン酸 60g
・グリセリン 60g
・水又は精製水 400ml
・お好みの精油(色が付いていないラベンダーやティーツリーなど) 50~60滴
・容器はガラス瓶やPETもしくはPPのもの
【作り方】
1. 容器にクエン酸・グリセリン・水又は精製水を加えてよく混ぜる。
2. お好みの精油を加え、さらに混ぜる。
3. 1回のお洗濯で約30ml~50mlが目安となります。
クエン酸が繊維を柔らかくし、精油のほのかな香りが楽しめます。
【注意点】
・お肌に合わないと感じたらすぐ使用をやめてください。
・乾燥機のご使用はしないでください。
・衣類の素材によっては、変色・変形する場合がございます。
・お子様の手の届かない所に保管してください。
・エッセンシャルオイルは安全・安心出来るものをお選びください。
「いい香り」は強い香りだけではありません。自然な香りや無香の心地よさ、環境にやさしい選択こそ、
新しい「心地よさ」になるかもしれません。
まずは小さな一歩から。手作り柔軟剤、ぜひ試してみられませんか?
自家焙煎珈琲豆処 Hoaloha Kope