MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

No.40 特別編 

こんにちは。
山口県山口市の 自律神経専門整体 GREEN です。
毎週日曜日に「体と心のバランスを整えるヒント」をテーマにブログを更新しています。

今回は、私が関わらせていただいている高校バドミントンチームについて、これまでの歩みと、そこから感じていることをお伝えしたいと思います。


この高校との出会いは、ちょうどコロナ禍で大変な時期でした。県外移動さえ制限され、ワクチン接種が宿泊の条件となっていました。全国大会に出場するための帯同スタッフにも厳しい制限がかかり、希望する人が少ない状況でした。


その頃、私は「挑戦してみよう」と手を挙げたことが、このチームとの始まりでした。やったことのない活動だったので不安も大きかったのですが、自分以外に動ける人がいない状況で、家族・親族に説明し理解を得た上で踏み出しました。まだ子どもは生後9か月ほど。つかまり立ちをしていた頃です。当時のコロナの恐怖を思えば、家族が背中を押してくれたことに、今でも感謝が尽きません。

振り返ると、あの選択が私の人生を180度変えてくれました。「こういう人と出会いたかった」と心から思える方々との出会いが連続して起こり、前向きで、言葉に力を宿している人たちが自然と周りに集まってきたのです。


その中心にいたのが監督さんでした。強い軸を持ち、チーム全体を巻き込みながら向上へ導いていく力のある方で、ミーティングでの言葉には常に情熱が宿っていました。私はその言葉をこっそりメモし、自分自身の学びに変えるのが習慣になりました。このチームは、私が初めて帯同した全国大会で初優勝。その後、今年の地元開催インターハイでは10連覇という偉業を達成しました。


初めて練習に伺った時、まず驚いたのは挨拶の素晴らしさでした。そして、誰一人手を抜かない、あの練習場の熱。あの日、「私も本気で向き合わないと」と腹を決めたのを覚えています。
選手たちは「日本一になるためにこの学校に来ている」と明確な目的を持ち、若いながら人生を見据えた視点を持っていました。自分で考え、行動し、周囲をよく見ている。その姿勢に、私自身が刺激を受け続けています。

10回の優勝経験の裏側には、決して楽な試合など一つもなく、連覇を重ねるほど重くなるプレッシャーを抱えながら、それでも前を向き、勝ち続ける姿があります。その精神状態を保つことがどれほど大変か、帯同していると肌で感じます。だからこそ私は、「チームの阻害因子にはならないこと」「必ずプラスの存在であること」を最初から自分に課しました。
限られた時間の中で選手の訴えを聞き、試合の流れを逆算し、必要なケアを瞬時に判断していく。最初は戸惑ったことも、積み重ねていくうちに自然とできるようになっていきました。

初帯同で優勝できたことは、私にとって大きな財産でした。表彰式から宿舎に戻るまでのタイムライン、ケアのピークの時間、スタッフの動き。すべてを経験できたおかげで、大会ごとの「時間の流れ」が身体でつかめるようになりました。夜中1時頃までケアが続いたこともありましたが、その経験が今の自分を支えています。また、このチームのスタッフの皆さんは、選手のために常に先を読み、試合に集中できるよう細やかに環境を整えています。睡眠時間の確保、スケジュールの調整、予測されるアクシデントへの備え。その一つひとつが学びの宝庫です。

私は大会のたびに、他校の選手やスタッフの行動からも学ぶようにしています。小さな気づきが次の大会での改善につながるからです。大会が終わるたび、「なぜ?」を自分に投げかけます。満足はその日だけ。翌日からは、また改善点を探し始める。これは病院勤務時代、患者さんの状態を深く掘り下げて考える習慣が身についていたおかげでもあります。

大会期間中は特に「徳を積む」ことも心がけています。ごみを拾ったり、会場で働く方に声をかけたり。そんな小さな行動が、巡り巡ってチームを応援してくれる力になると感じています。「あなたのチーム、応援するね」と言われた時は胸が熱くなりました。このチームと出会ったことで、私は大きく成長させてもらいました。選手たちの姿勢は私の背中を押してくれ、違う仕事の場でもその経験が生きています。

人生の中で、人や環境との出会いは偶然のようで、実は必然なのかもしれません。学んだことを活かし、試し、また改善していく。その繰り返しが、私にとっての成長の道です。病院勤務で出会った方々から学んだ「当たり前ではない日常の尊さ」、スポーツの現場で感じる「人が本気になる瞬間の尊さ」。どちらも今の私をつくる大切な財産です。これからも、挑戦する気持ち、感謝の心、相手を思う姿勢を忘れずに、歩んでいきたいと思っています。

☆優勝:栃木県☆

☆2連覇:富山県☆

☆3連覇:岩手県☆

☆4連覇:徳島県☆

☆5連覇:滋賀県☆

☆6連覇:北海道☆

☆7連覇:石川県☆

☆8連覇:佐賀県☆

☆9連覇:石川県☆

☆10連覇:山口県☆

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