MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

☀️【静けさに、耳をすませる6月】

文:Yama♂(毎週月曜担当)

こんにちは、Yama♂です。
6月。カレンダーを見ればもう梅雨入り。
だけど、東京の空はまだどこか踏ん張っていて、
涼しげな風が、季節の境目をすこしだけ長くしてくれているような──そんな気がしています。

都会で暮らしていると、毎日がとても速い。
だけど6月だけは、いつもと違う感覚で「歩くこと」「息を吸うこと」に向き合える、そんな月なのかもしれません。


🕊️ 何気ない景色の中に、“整える”余白がある

ある日の午後、打ち合わせの合間にふと立ち寄った小さな公園。
陽が斜めに差し込む木漏れ日と、ふわりと香る花のにおい。
ふだん通いなれた東京の路地にも、こんな“静けさ”があったのかと驚きました。

人も音も少ない場所で、コーヒーを片手に目を閉じてみる。
ほんの10分でも、心の中に風が通るような時間。
情報に囲まれた日々だからこそ、こういう“余白”が自分を整えてくれると実感しています。


🌿「健康」は体だけじゃなく、心にもある

最近、健康という言葉の意味が少し変わってきました。
サプリや運動ももちろん大切。だけどそれ以上に大事なのは、自分の内側のバランスを保つこと。
不安や焦り、無理をしすぎたときの心の声に、ちゃんと耳を傾けられているか。
呼吸が浅くなっていたり、誰かに会うのがちょっと面倒に感じるとき、
それは“立ち止まっていいよ”というサインなのかもしれません。

6月の東京は、そんな“声”を聞かせてくれる。
街のざわめきが、少しだけ優しく感じるのは、そのせいかもしれません。


☁️ 「雨の日」がくれる、やさしい時間

東京の6月といえば、やっぱり雨。
でも最近は、雨=憂鬱とは思わなくなりました。
雨の音って、実はすごくクリエイティブな音なんです。
仕事で詰まったとき、音楽じゃなくて雨音を聴いてみると、不思議と集中できたりもします。

傘をさして歩く帰り道。
水たまりに映るネオンや、しっとり濡れたアスファルトの匂い。
梅雨って、悪くないかもしれない──そう思えたら、それは東京で過ごした6月の贈り物。


📝 この街で、あなたらしく呼吸するために

東京って、スピードも情報も空気も濃い。
だからこそ、ときどき“立ち止まる力”が必要なんだと思います。
6月の静かな日々は、そんな力を育ててくれる時間。

無理しないで、でも止まらない。
少しだけ余白を持って、あなたらしく呼吸すること。
それが、これから来る夏を元気に迎えるいちばんの準備かもしれません。


✍️ 最後に

このブログを読んでくれてるあなたに、心からの感謝を。
毎週ここを訪れてくれる読者の方にも、
たまたま通りかかってくれた誰かにも、
今週もやさしい風が吹きますように。

また来週。
Yama♂


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