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うちの電子レンジが壊れておりただいまレンジのない生活を送っています。4日目。
おはこんばんちは、みゅんです。
うちのはオーブンレンジなんだけど、オーブン機能はまだ生きていてレンジだけが使えない状態です。
はじめは「うえぇ、まじか…」って思ったけれど、
忙しさにかまけて修理もしないままそのまま過ごしてみると、これがなんとかなるわけで。
うちはごはんは朝まとめて炊いて夜は冷やご飯をレンチンするスタイル。
あとほぼ毎日複数個のお弁当を作るんだけど、そのおかずも作り置きや残り物が中心なので朝のレンチン温め直しは必須。
そんななのにレンジがないとか、、終わったでしょ、、
と思いきや。
冷やご飯は、蒸してもいいんだけどうちの巨大な蒸し器を出すのは面倒なので()
フライパンに少量の水をはって蓋をして弱火で蒸らす。
焦げないようにたまに底から混ぜるとふっくらほかほかに戻る。
もしくは焼きおにぎりや炒飯に。
お弁当作りの温め直しは、鍋かフライパンかオーブンかで。ものによって使い分ける。
もしくは前日に材料を用意しておいて簡単な調理でささっと作れるようにしておいて朝作る。
他に今までレンジに任せていた下ごしらえや調理もすべて鍋・フライパン・オーブンで。
こんな感じで、まあ時間は多少プラスされるもののなんとかなるのでした。
ていうかなるに決まってるよね、
もともとレンジなんてこの世になかったんだから。
それはちょっと遡りすぎ?
でもそういえば、私の実家はずっとレンジがなかったんでした。
私が家を出てしばらくしてから導入されたけど、
わたしは三姉妹なんですが、その家族の食事は母がすべてレンジなしで毎食用意していたんだものな。
とはいえもちろんずっとこのままでいるつもりはなく、おそらく修理はけっこう金額がいきそうな気がするので新しいものを買おうと思っていて、機能やサイズなど今少しずつ検討しています。
そうしてる間にも時間は過ぎて、食事の支度は繰り返し訪れ、
「レンジなし調理」のスキルがどんどん上がっていく…
そんな数日を経て手をかける喜びみたいなものを少し思い出した気がします。
もともと手作りが好きな性質のせいもあるかと思いますが、
手間をかけたいわゆる「ていねいなくらし」も悪くないな、と。
ピーッピーッという終了音ではなく
ジュウーッやポコポコという音のするキッチン。
様子をみながら火を弱めたり蓋をとったり。
IHなので節電やエコにはならないかもだけど、
そうした行程に自分が少し癒される気がする。
あと満足感もね。
レンジの便利さや優れているところはも今まで濃密に付き合ってきた分もちろんよ〜く知っているけれど、
こうして今までレンジに頼っていたところを手作業に戻してみると、便利さと引き換えにちょっと味気ないとこがあったよな、って。
味気ないっていってもおいしくないとかそういう意味でなくてね。
気分的なところが大きいかもだけど。
家族は気づかないかもだけど。
自分ももしかして今までも気づかないふりしていただけなのかもしれないけど。
まあそんなことを言っていても現代人。
近いうちに買うつもりなのできっとまたレンジ生活に戻るんだろうな。
そうして時短能力は評価してもしきれないほどのレンジ様の恩恵にまたあずかることでしょう。
でもこうした手作業の喜びに思いを馳せる経験ができたのはよかったな、
というお話でした。
便利なものって、使うたびになにかを失ってるのかもね。
なんてことを思ってみたりみなかったり。
みゅんでした!