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こんにちは~大分県出身和歌山県上富田町の元気です。
今年のゴールデンウィーク、家族で「立山黒部アルペンルート」を通って、雪の大谷と黒部ダムを見に行ってきました。以前から一度は行ってみたかった場所。自然のスケールに圧倒されるのはもちろんなんですが、現地で知った黒部ダムの歴史には思わず立ち止まるほどの衝撃がありました。
ただ、さすがGWの人気スポット…。事前のウェブチケットはすぐに売り切れ。仕方なく当日券を狙って、朝5時半から寒空の下で並ぶことに(汗)。家族みんな眠たい目をこすりながらのスタートでしたが、それでも行ってよかったと思える旅でした。
スケールが大きい!人が米粒のようにちいさくみえます!
黒部ダムは、昭和31年に着工されたダムで、当時の日本はまさに高度経済成長の真っ只中。深刻な電力不足を解消するためにこのダムが計画されたそうです。場所は標高1600メートルを超える立山連峰の中。極寒の中、資材も人手も厳しい状況の中で、決められた工期の中で工事は進められ、結果的に171名もの方が命を落としたと知りました。
トンネル工事で最大の難関とされたのが「破砕帯」というエリア。地下水が毎秒660リットルも湧き出し、トンネルの掘削を中断するかどうかの瀬戸際だったそうです。それでも諦めずに挑み続け、遂には突破。現場でその説明を読みながら、ただ観光して終わるにはもったいない場所だなと、思わず黙ってしまうほどでした。
もうひとつの目的だった「雪の大谷」にも行ってきました。こちらは立山・室堂エリアにある雪の回廊で、春先の短い期間だけ歩行者に開放される場所です。雪の壁は20メートル近くもあって、実際にその中を歩くと、まるで別世界にいるようでした。
ただ、この日は天気にあまり恵まれず、風が強くて足元も滑りやすく、しかも子どもは眠たいやら寒いやらで大ぐずり…。だっこしたりなだめたりしながら、なんとか雪の大谷までたどり着きました。なかなか大変な道のりでしたが、雪の壁を目の前にしたときは、やっぱり「来てよかった」と素直に思えました。
またいつか、今度はもう少しあったかい時期に、のんびりと立山を訪れてみたいと思います。
追伸:先日ブログでご紹介しました大阪万博にて初めてマークさんのステージを目にしました!
オーケストラと大阪芸大合唱団の方々と共にグローブメドレー オーケストラアレンジのグローブに感動しました マークさんもかみしめて歌っているように思えました、楽しいひと時をありがとうございました