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夏はカラダのある部分◯◯の酷使に注意!…というふうに2000年前に季節ごとに健康を損ねる“はたらきかた”の注意 説かれているんです。
☘️火曜の開運漢方vol.13☘️
佐賀県伊万里市
暮らしと漢方のテーマパーク/くすきの杜の 漢方オタク社長
漢方薬剤師@ともやです。
@kusukinomori8943(←Instagram)
マークさんの情報発信に共感し、暮らしに活かせるお東洋医学や漢方のことお伝えさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
🍀二千年前の労働注意🍀
東洋医学の古典、黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)の中の、
宣明五気篇という内容に季節ごとに活発になる臓器と、労働の注意の関係が「五労」と表現されています。その内容は、
久しく歩くと筋を傷(やぶ)る
久しく視ると血を傷る
久しく坐すと肉を傷る
久しく臥すると気を傷る
久しく立つと骨を傷る
というものです。
🍀陰陽五行説🍀
以下、東洋医学にご興味がある方へ
そうでない方は「まとめ」 にどうぞ。
陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)の考え方がベースになっています。
陰陽五行説は、この世に存在するすべての物事を
五つの自然属性、木、火、土、金、水に分類し、その関係性の法則をあらゆる問題解決に活かしましょうというものです、
木、火、金、水、土の自然属性は、
五つの季節
春、夏、秋、冬そして季節の変わり目の土用に対応しており
五つの臓器
肝、心、肺、腎、脾 に対応しています。
🍀まとめ🍀
話が難しくなっちゃって申し訳ありません。
最後に私なりの表現でまとめますね。
春は「肝」が活発に
→歩きすぎて筋肉を痛めぬよう注意
夏は「心」が活発に
→目を使いすぎて血巡り悪化しないよう注意
土用は「脾」が活発に
→座りっぱなしで肌肉(きにく)が荒れないよう
秋は「肺」が活発に
→ゴロゴロしすぎて、気を病まぬよう注意
冬は「腎」が活発に
→立ちっぱなしで骨を痛めぬよう注意
⚠️ここでの五臓、「肝」や「腎」は、肝臓や腎臓と全くのイコールではありません。東洋医学は臓腑を概念的な捉え方をします。
忙しい現代人は、春も夏も秋も冬も
一本調子に結果を求められますが
人間も自然の一部
ロボットではないので
季節ごとに働きかたもちょっと意識してみてはいかがでしょうか。
🍀バックナンバー🍀
よろしかったらご覧ください!
vol.1 すてちゃうあるものが神生薬
vol.2 月火水木金土日‥どう生きる?
vol.3 春はゆるふわ2000年前の教え
vol.4 サウナで整わない人「汗と気」
vol.5 酢豚食べる?麻婆豆腐食べる?
vol.6 葛根湯はゴリマッチョ
vol.7 水2ℓ飲む?「水毒」
vol.8 不眠の漢方朝大丈夫?
vol.9 アパレルは薬?
Vol.10 知ってる?漢方の神様
vol.11 オーガニックお野菜
vol.12 夏は自信満々で!
🍀プロフィール☘️
1968年生まれ 佐賀県伊万里市出身
くすきの杜代表. 漢方薬剤師。
Oriental Life Counselor(四柱推命/行動生態運命学/香港)
薬科大学薬学部非常勤講師
私の人生のミッションは人間の多様性に触れ世の中の陰陽バランスを探求することです。
そして、毎月100名様の漢方相談の経験から東洋医学の面白さ楽しさを伝えます!
漢方薬剤師@ともや でした!お読みいただきありがとうございました。
佐賀県伊万里市/暮らしと漢方のテーマパーク/くすきの杜
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コメント一覧(2)
人間も自然の一部、自然を感じる五感も大切にしていきたいと思いました!
なんて素敵なコメントをありがとうございます!励みになります!感謝いたします!
漢方薬剤師@ともや