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Globe-Trotters Journal

午後の眠気を“ ごまかす ”の、やめた話。| 𓃰 Kaori

長野県軽井沢町からこんにちは、香織です。
土曜日のブログを担当しています。

 

今日からゴールデンウイークですね~

軽井沢は木々も花々も一気に満開、
そしてハイシーズン到来ということで町ごとが賑わっています。

 

さて、お出かけが気持ちいい季節は
「 おいしい食事 」もひとつの愉しみですが、

 

今日は「 食べたあと 」の感覚についてお話します。

 

終わり良ければ総て良し
とはこのことにも当てはまるのか~

 

と、健やかさのヒントになれば幸いです。

 


 

食 事 が 正 解 か ど う か は
「 食 べ た あ と 」わ か る


何を隠そうわたくし、以前は
「 午後の眠気に絶対勝てない 」生き物でした。

 

あの眠気、本当何なんでしょうね?

 

気絶しそうなほどの限界感、頭の重さ、身体のダルさ。‥
目を開けてなどいられず、仕事中は居眠り常習犯でした。

 

恥ずかしながら、
そのことが理由で退職せざるを得なかったこともあります‥

 

寝てはいけない!と
誤魔化すように食べ物を口に入れ( それでも寝落ちる )、
度々お手洗いへ立つも状況は変わらないのでした。

 

そもそも寝不足なのか?と
夜は 7 時間以上寝るよう心がけたり、

 

ランチも食べ過ぎないよう意識したつもりでしたが、
それでも一定の時間になると決まってウトウト‥、

 

大事な場面でもつい寝てしまうことに周りはうんざり、
自分でも嫌気がさしていました。

 


 

あの眠気は
ただの “ 休憩サイン ” ではなかった


「 疲れてるの? 」
「 夜寝てないの? 」
周りからも相当に心配されるほどでしたが、

 

先に書いたように、
当時は睡眠も食事も気をつけていました。

 

あとからわかったこととして、
どうやら ‘ 消化力 ’ がとっても弱かったらしいのです。

 

食べたものを消化する力が弱い
日常的に代謝全体の能力が低い

 

当時の私の状態はこれでした。

 

数年後にヨガと出逢って
アーユルヴェーダの原理原則にならう食事と暮らしを実践すると、
食後、重い眠気に襲われることがなくなったんです。

 

これは自分でも驚きでしたが、
自分の身体こころを細かに観察し学びを実践していくと
納得することがたくさんありました。

 

消化力が弱い( 乏しい )と
食後、消化のプロセスで脳内まで血液がまわらないために
‘ 落ちるような眠気 ’ に襲われる。

 

そこで、
さらに間食や昼寝をしようもんなら
消化はより妨げられることとなり、

 

そうした積み重ねで
体内に ‘ 未消化物 ’ が生じるようになります。

 

未消化物の蓄積は‘ あらゆる不調のもと ’ に繋がり、
それこそが ‘ 消化力を弱らせる ’ 。‥( 無限ループ )

 

私の場合、わかりやすくは
便秘
冷え性
肌荒れ
口内炎
として症状がでていました。

 

これらは珍しいことではなく、頻繁に起きていました。

 

本当なら、ここですべきだったのは
間食や昼寝で眠気を誤魔化すことではなく、
弱っている消化力を整えて、上げていくことでした。

 


 

消化がスムーズなら
食事はもっと愉しい

 

充分な消化力があれば
食べたあとに体内の流れが( 著しく )滞ることがなく、

 

若干の眠気を感じたとしても
‘ 落ちるような ’ 眠気はまずありません。

 

真の意味でおいしい食事は
消化がスムーズであることもひとつの条件なのです。

 

 

≪ スムーズな消化のために食後すること ≫

 

取り急ぎの処方箋として、

 

食後、日陰あるいは涼しいところを 100 歩くらい歩く
食後、口をよくゆすぎ、目を冷水で濡らす

 

ことをお薦めします。

 

 

そのほか気づきたいこととしては、

 

食事中によく咀嚼しているか
ながら食べ、だらだら食べ、早食いになっていないか
食事中に姿勢が丸まっていないか
食事前に少し( 100 歩 ~ 3 , 5 分程度 )歩けるとよい
食事の質と量は適当だったか
間食ばかりしていると消化力が弱くなる
夜遅くの食事、食後すぐの昼寝や就寝は消化力が弱くなる

 

などがあります。

 


 

すべては、身体からのサイン

 

食べたあと、の感覚まで見届けると
その食事と食べ方が自分にとって正解だったかどうか
がわかります。

 

大切なのは、食べ物だけでなくその食べ方です。

 

そして、食べ方とは
その前後の ‘ 過ごし方 ’ も含まれるということ。

 

5 / 24 (土) ~ 27 (火) 、
新緑に囲まれた軽井沢で
自分のためのお料理プラクティス を開催します。

 

※ 今回の開催をもって当面のあいだ予定はございません

 

~ 消化力が整うと、人生が整い始める ~

 

アーユルヴェーダの原理原則をもとにした食事と暮らし、
私自身が体感したことも交えながら

ただただ自分のために過ごす、
消化力が整い、あがっていく感覚を味わう時間にて
お過ごしください。

 

残枠1名様、承れます。

 

詳細はこちらをご覧ください

 

暮らし方と健康、その土台を育むきっかけとなる導きを惜しみなく与え授けてくれた恩師、ヨガとアーユルヴェーダの実践ならびに精通者であるマイラ・リューインにこころから感謝しています。

 

 



前回の記事はこちら

 

>> 朝ごはんを変えたら、なんか調子いい話
>> 化力をあげることで健康への扉がひらかれる
>> 健康法では健康になれない?
>> 解毒の春・食べ方と健康
>> 暮らし方と健康
>> 自分らしさと健康



 

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