© MARC PANTHER. All Rights Reserved.
毎度、落合商店です。
今週も落合商店独自の目線で街や物事を見る『OCHIEYE’S PRESS』をアップします。
先日、改めてファッションにおけるホワイトシャツの重要性に気付かされた。
スーツなどのドレスアップ時に着用するホワイトシャツではなく、カジュアルなコーディネートに取り入れる何の変哲もないホワイトシャツのこと。
目の前にベーシックなボタンダウンのホワイトシャツと、凝りに凝ったデザインのシャツが同額で売られていたとする。
ファッションのジャンルや、どれくらいファッションにのめり込んでいるかによって人それぞれではあると思うが、どちらを選ぶかとなると後者を選んでしまう。
やはり、その時にしかないデザインだから。
そして服が好きなので、冒険もしてみたいという心理もある。
着なくなった服を手放すうちに、いつの間にか手元にベーシックなホワイトシャツがなくなっていた。
まぁなくとも困らないし、いつかまた買おうと思ってはいた。
しかし、実際には困る時は時々あった。
「合わせに困った時はホワイトシャツ」と言われていたが、まさにその困った時にホワイトシャツがない。
ホワイトシャツとりあえずどんなスタイルにも合うし、清潔感や高感度を与えることもできる。
かと言ってやはり普通よりも、ちょっとギミックがある方が好きなタイプ。
ボタンダウンも良いけれど、敢えてフォーマルなドレスシャツをドレスダウンで着たい。
と思ってこのシャツを購入した。
ウイングカラー(ボウタイ、蝶ネクタイを締める用の襟)ブザム(胸部のプリーツ)
胸ポケットなし、比翼仕立(ボタンが見えないよう、生地を二重にしたデザイン)ダブルカフス。
まさにタキシードに合わせるザ ドレスシャツ。
▲この様なシャツ。
普段着で着ることは想定されていないシャツを、ラフに着るのが個人的に今の気分。
パリッとした硬めの生地感だとカジュアルには使い辛いが、綿100%を洗いざらしで着ることで力の抜けた雰囲気を。
ホワイトシャツなので、合わせるアイテムを選ばない。
スラックスや濃いめのデニム。
ジャケットを羽織るなど正統派な合わせはもちろん、あえてダメージ感満載のツギハギだらけのパンツと合わせて。
ダブルカフスは敢えて留めずにダラんと垂らしたり、または無造作に捲ったり。
足元はベーシックなローファーを選んだ。
ツギハギパンツを、ホワイトシャツとローファーで少し上品に。
赤いハットのアクセントとシャツをダラっと着ることで、ただの上品なスタイルにならないようにしてみた。
今回はシャツのボタンの上の方だけを留めて腰回りに動きが出るように。
下を留めて第二ボタンまでを外すと、色気を出すこともできそう。
なぜ普通のボタンダウンのホワイトシャツを買わなかったのかというと、
このシャツが某リサイクルショップで900円という破格で売られていたから。
殆ど着用された形跡もなく、綺麗だったのでドレスダウン用にとチャレンジしてみた。
やはりホワイトシャツは合わせる色だとかスタイルを気にせずに使いやすいなと改めて実感した次第。
今年の秋はこんなドレスシャツをダラっと着たい気分ではあるが、シャツ1枚で過ごせる時期はどれくらい残されているだろうか。
OCHIEYE’S PRESS BACK NUMBER
No.1鳥飼八幡宮
No.20聞きたくないけど知っておきたいこと。誰もが嫌なあの害虫対策を始めよう。
No.22Tokyo illegal street art.
No.27鳥飼八幡宮古着祭りナイトマーケットビアガーデン真夏の夜の夢