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大分県出身、和歌山在住の「元気」です!
万博始まりましたね!5月11日はマークさんがオーケストラとコラボしてglobeメドレーを披露されるとのこと、当日見に行きます!
さてさて、今回は、マークさんのように熱い熱いハートのフランス人が地域を盛り上げてくださっているのでご紹介します!
車で約90分。奈良県の山奥、十津川村にある“空中の村”
私たち家族も何度か訪れている、時間を忘れて非日常を味わえるお気に入りの場所です。
十津川村は、奈良県吉野郡にある全国屈指の広さを誇る村。
面積は東京23区よりも広く、なんと96%が森林。豊かな自然が残る一方で、林業の衰退や過疎化、高齢化といった課題を抱えています。
そんな十津川村にフランスからやってきたのが、ジョラン・フェリさん。
2016年、地域おこし協力隊として移住し、林業に触れながら「新しい森の使い方」を模索してきました。
彼がたどり着いた答えが、「空中の村」というコンセプト。
“森は遊ぶ場所にもなれる”
“自然を壊さず、共に生きる方法を”
その思いをカタチにすべく、フランスの技術と十津川村の素材を活かし、地元の方々や仲間と共に、森に吊り橋・ツリーハウス・読書スペース・休憩カフェなどを備えた空間を創り上げました。
この場所が単なるアウトドア施設でない理由――
それは、以下の3つの“やさしさ”にあります。
ツリーハウスの設置には、樹木に負担をかけない「ボルト式」を採用。
定期的な検査やメンテナンスも行い、森と共生する運営を続けています。
建材には十津川の間伐材を使用。
提供されるおやつや飲み物も地元の人たちが手づくりしたものばかり。地域への愛が詰まっています。
紙コップやチラシはFSC認証の再生紙を使い、プラスチックを極力排除。
提供される飲料はオーガニックやJAS認証品。細やかな配慮が心地よいです。
森の吊り橋を渡りながら、空中のカフェで一休み。
子どもたちはトランポリンのような網の上ではしゃぎ、
大人は読書スペースでコーヒーを飲みながらひと休み。
「子どもより、大人の方が目を輝かせてるかもしれないですね」とジョランさんは笑います。
「空中の村」は、ジョランさんにとっての夢であり、
十津川村にとっても“新しい林業の可能性”を示すプロジェクト。
村の資源を活かし、人が訪れ、自然と触れあい、
そして少しでも地域が元気になる――そんな循環がここにはあります。
“空中の村”は、フランスから来た一人の青年が、日本の森と真剣に向き合い、仲間と一緒に作り上げた「未来型の集落」かもしれません。
自然に包まれて深呼吸したい時、
子どもたちと特別な時間を過ごしたい時、
大人が童心に帰りたい時――
また、あの吊り橋を渡りに、行きたくなる場所です。
空中の村
【公式】空中の村|2020年、奈良県十津川村にオープン
ジョランさんと!私の顔の大きさの半分しかない笑
コメント一覧(2)
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素晴らしすぎる!
アノッサンテ!
Marc.P