MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

No.2 自律神経を整える呼吸法について

●山口県山口市の自律神経専門整体GREEN
毎週日曜日に投稿を担当しています!!

●自律神経とは
自律神経は、身体の働きを調整する神経で交感神経と副交感神経の2つから成り立っています
交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は身体を休ませるという働きをしています

●正常値は年齢によって変化
成人:16~20回/分
学童:20~25回/分
幼児:20~35回/分(胸式呼吸)
乳児:30~40回/分(腹式呼吸)
引用:文部科学省

●自律神経の乱れによる症状・要因について
身体的:だるさ、不眠、発汗、ほてり、動機、息切れ、めまい、頭痛、食欲不振、下痢、便秘など
精神的:イライラ、不安、無気力、パニック症状など
①季節の変わり目の変化では、気温・気圧の変化に対応するため
②昼夜逆転など不規則な生活習慣
③偏った食事はビタミンやミネラルの不足
④病気では、更年期障害やバセドウ病などの甲状腺機能亢進、甲状腺機能低下など
⑤女性のホルモンは、40代以降からエストロゲン(女性らしさを作るホルモン)低下

●自律神経の整いやすい呼吸法について
自分の意思ではコントロールは難しい自律神経の調整ですが、例外として呼吸法があります

①4-7-8呼吸法 (4回程度繰り返す)
しっかりと息を吐いて、口を閉じて鼻から息を吸って4秒間、息を止めて7秒間、8秒間かけて息を吐く
引用:月刊 診療研究

②丹田呼吸法
丹田の位置はお臍から下へ指3~4本程度
下腹部に手を当てながらその部位を膨らませて、次に下腹部を凹ませながらゆっくりと息を吐く
(ポイント:吐く時は吸う時の倍の時間をかけて吐くこと)
引用:診療研究 第593号 

③脊髄行気
静かに背骨で息をする
頭頂部または後頭部から背骨で息を吸うつもりで息を腰まで導く
腰まで吸い込み、吐くはただ吐くだけで特別に意識しない
引用:野口整体

④長生き呼吸法
立位姿勢:6秒かけて息を吐く、鼻から3秒かけて息を吸う
背骨を意識しながら体を前後傾する
重要なことは吸うより吐く時間を長めに行い、ポジティブなことをイメージする
引用:小林 幸弘

●最後に
自律神経をコントロールするには、呼吸を整えることが大切です
最近の働き方では、リモートワークなど座っている時間が増えています
円背姿勢(猫背)など同じ姿勢を保つことで、自律神経の乱れをはじめ、肩こりや腰痛などの症状にも困っている方は増えているように思います
浅い呼吸になりがちな生活習慣を見直し、深い呼吸を意識して習慣化すること、そしてご自身にあった行いやすいタイミングを決めることもよいのではないかと考えます

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No.2 自律神経を整える呼吸法について
No.3 発達障がいをもつ親御さんへのサポートについて
No.4 睡眠の質について
No.5 心も体も喜ぶ!山口県防府市の小さなお昼ごはんの店「和か」の魅力
No.6 頭痛について
No.7 大人の発達障害について
No.8 慢性副鼻腔炎について
No.9 積み重ねた信念が現実化する
No.10 目に見えない「気」というものについて
No.11 女性のうつ病について
No.12 血流がすべて解決する
No.13 トレーニングの考え方
No.14 ストレス解消法について
No.15 栄養学について

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