MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

No.13 トレーニングの考え方について

山口県山口市の自律神経専門整体GREENです
毎週日曜日に投稿を担当しています

●今回はトレーニングについての内容になります
私は整体師×理学療法士×スポーツトレーナーとして、アスリートにトレーニングの方法をお伝えする機会があります。
当初は”トレーニングから動作の改善を求める理論”でお伝えすることが多かったように思います。
最近になって、”その動作からトレーニングとして何が必要か?”と考えていた時に、武井壮さんのYouTube動画でも学ぶことができたので一部内容を紹介します。
トレーニングで悩まれている方にとって、考え方の参考にしていただければと思います。

●運動とは?
運動は何かにエネルギーを加えて、その物質が何か動く、移動する、飛ぶことを基本的なスポーツの原点

●トレーニングとは
①技術的な感覚を得る練習
②その物理的なエネルギーの強さを手に入れる
2つを細分化して、自分の思った事を自分の身体にやらせる練習をすること
※メニューを頑張ってやることが大事と思ってるアスリートが多い

●”5つのステップ”
❶フォームを気にしてそれを行う
      ↓
❷フォームじゃなくてどんな力の入れ方をしたらいいのか考えてやること
      ↓
❸さらにどのくらい、このメニューで本当に正しいか、もっと効果が出る本数や距離やインターバルと考えること
      ↓
❹さらにそれをやって身体を痛めた身体がもっとも短い期間で回復するには、こういう作業が必要ではなかろうかと考えること
      ↓
❺そのスポーツをやる手前に、思った通りのスポーツができるか出来ないかを研究すること

●ポイント
・鍵になるのは連動として考えること
・他のパーツを使って、身体をいかに軽くできるか、垂直方向に向かっている重さに対して行う
・初速を上げるには、身体の使い方、身体のパーツを何箇所有効に動作をさせられるかが大事

●初速を伸ばすには
重いものを動かす筋力よりも、軽いものを早く動かす運動を、より素早く負担なく、いろんなパーツを使って逆方向に動かせるようになる動作のトレーニングで、身体への負荷は抑えつつ、全体のエネルギーは凄く多い運動をしていることが達成できるようになるとジャンプやスタートの初速伸びやすい!

●多角的にアプローチ
無限にある中で、一番自分の身体が有効に使える形、力の向き、を理解して、それがより強くなるためには、どんな運動をどれぐらいの回数どんな負荷をかけてどんな能力を鍛えればそれが達成するのかを考えるのがトレーニング!

●怪我をする人としない人の違い
・可動域を超えたところでボールを投げたり、送り出すよりも関節を引っ張っちゃう人は怪我しやすい!
・陸上で地面を長い時間で押す人はハムストを怪我しやすい
・力を物が重い状態で、強い力とか早い力を加えちゃうと筋肉や腱が過度に伸ばされたり、縮まったりして怪我する
だから、物の重さを先に送り込める人は怪我しにくい。反対に重さに抵抗をかける人は怪我しやすい
・ケアが少なくて、リカバリーをしてない人!
・筋肉が損傷した状態で運動して、急激に反射して動く時に怪我する
・回復を意識する!回復が追いつかないから怪我をする!

●痛みが出たら、当面の間休ませる!
・痛みがあるのに、重い負荷をかけるとかは絶対しない!炎症や損傷を広めてしまう!
・疲れるような運動をさせない
・一箇所に負荷のかかるような運動をしない
・パンパンになる箇所を作らない
・体温の循環を保つ

●最後に
トレーナーとして、選手の怪我の対応を経験してきた中で、最も配慮を必要とするものの一つに、前十字靭帯の損傷があります。
それは、術後からの競技復帰までに長い期間を要し、特にメンタル面でのケアが重要になってくるからです。
障害受容(⓵ショック期⓶否認期⓷混乱期⓸解決への努力期⓹受容期)から、段階を考えながらトレーニングに結び付けていくことを大切にしています。
健康体だったころの身体は一旦置いておくこと、身体の知識や技術の方法を一緒に学ぶこと、精神論だけで中途半端に復帰はさせたくないということを意識して伝えています。
トレーニングの回数、負荷、重量などの調整では、”どの程度で身体に倦怠感を感じるのか”、”自分の感覚”を大切にして欲しいと考えます。
運動する時には、”皮膚の温度を上げたり、冷えてる時には全力で行わない、服装で体温調整すること”など、取り組みやすいことから怪我の予防に意識を向けていくことが大切です。
”トレーニングと予防はセット”の考え方で、取り組んでいただけばと考えます。

●LINK
home page
instagram

●過去の記事
No.1 自己紹介
No.2 自律神経を整える呼吸法について
No.3 発達障がいをもつ親御さんへのサポートについて
No.4 睡眠の質について
No.5 心も体も喜ぶ!山口県防府市の小さなお昼ごはんの店「和か」の魅力
No.6 頭痛について
No.7 大人の発達障害について
No.8 慢性副鼻腔炎について
No.9 積み重ねた信念が現実化する
No.10 目に見えない「気」というものについて
No.11 女性のうつ病について
No.12 血流がすべて解決する
No.13 トレーニングの考え方
No.14 ストレス解消法について
No.15 栄養学について

  • シェアする
  • Facebook
  • LINE
  • X

コメントする

コメントを入力