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山口県山口市の自律神経専門整体 GREENです。
毎週日曜日に投稿を担当しています。
●今回は、「夢みる小学校」の上映を鑑賞し、その感想をお伝えしたいと思います。
夢みる小学校の魅力
「夢みる小学校」は、自由と責任、そして教育の本質について深く考えさせられる作品でした。以下に、私が特に心に残ったポイントをまとめてみました。
自由と責任
自由は単なる放任ではなく、責任を伴うものですが、この学校では、自由=責任ではないという内容に驚きました。またこの映画は、失敗を経験させることが子どもたちにやり遂げる力を育むことを伝えていたように思います。
問題解決能力
子どもたちが自分で問題を見つけ、それに対する解決策を考える力が重要であること。これは、年齢に関係なく育まれるべき能力と思います。
見守ることの大切さ
子育てや教育は、我慢と見守りが必要です。遊びなどを通して”熱中できる環境”を提供することで、それが学びにつながると感じました。
成績や通知表の意味
成績はその子の全てを表すものではなく、個々の答えが存在することを理解することが大切です。教育は、言われたことだけをやるのではなく、自ら進んで取り組む環境を整えることにあると考えます。
親の役割
学校教育が変わらない理由は、保護者の考え方にあると気づかされました。
私たち大人が環境を整え、チャンスを与えることが、子どもたちの未来に繋がっていくと学びました。
私の思い出と重なる体験
私は田舎の小学校に通い、クラスは8人と少人数でした。石油ストーブを囲んで授業を受け、先生との距離も近く、温かい環境で育ちました。しかし、中学に進むとクラスの人数が増え、友達が増えた一方で、人との深い関係が薄れてしまったことを思い出します。
さらに、”先生から言われていることが正しい”という認識が強く、”言われた通りに行動できる”ことが、どこか評価されているようにも思っていました。このような環境で育ったため、社会人になった時に自分で考えて行動することが難しく、とても苦労しました。指示されたことをこなすだけではなく、自分の意見や考えを持つことの重要性に気づくのは、少し時間がかかりました。
この「夢みる小学校」では、子どもたちが自由に自分を表現できる環境が整っています。背筋を伸ばして座ることが全てではなく、様々な姿勢で学ぶことが許されていました。発達障がいのある子どもたちも個性として受け入れられ、安心して成長できる環境が印象的でした。
未来への希望
この映画を観て、私は「大丈夫なんだ、健全ってこういうことなんだ!」と心から感じました。「夢みる小学校」のような環境で過ごしたら、自分はどんな人生だったのか?と深く考えさせられました。そして、子どもたちには、学校には様々な形があり、勉強する方法というのは、いくらでも選べるということを知ってほしいと感じました。
脳科学者の茂木健一郎さんが言うように、”この教育は脳を活性化する環境”
自分で考え、行動することが人生を豊かにすると思います。しかし、今の学校教育はその環境を十分に提供できていないようにも感じました。
私たち大人も、自分が作った枠を壊し、新しい可能性を見つけていく必要があると考えます。
これからの教育や子育てには”保護者の考え方”の変化が必要になってくると考えます。
今までのご自身の経験だけではなく、いろんな知見を学び続けていくことが、これからの時代に求められているようにも思います。
●過去の記事
No.1 自己紹介
No.2 自律神経を整える呼吸法について
No.3 発達障がいをもつ親御さんへのサポートについて
No.4 睡眠の質について
No.5 心も体も喜ぶ!山口県防府市の小さなお昼ごはんの店「和か」の魅力
No.6 頭痛について
No.7 大人の発達障害について
No.8 慢性副鼻腔炎について
No.9 積み重ねた信念が現実化する
No.10 目に見えない「気」というものについて
No.11 女性のうつ病について
No.12 血流がすべて解決する
No.13 トレーニングの考え方
No.14 ストレス解消法について
No.15 栄養学について
No.16 心を掃除する
No.17 リーダーの禅語