© MARC PANTHER. All Rights Reserved.
こんにちは!山口県山口市の自律神経専門整体GREENです。毎週日曜日に投稿を担当しています。
今回は、著者の佐藤義人さんの著書「神ストレッチ」を一部紹介したいと思います。
●正しい姿勢がすべての始まり
普段の仕事を通じて、姿勢から多くのことを読み取ることができると考えています。この本でも、すべては「正しい姿勢」から始まると強調されています。実は、悪い姿勢が原因で動きが鈍っている筋肉がたくさんあり、それがさまざまな不調や痛みを引き起こす原因となっています。正しい姿勢と正しい筋肉の使い方を習得すれば、体の痛みを解消するだけでなく、体の不調の予防や日々の疲労回復にも効果が期待できます。これにより、オフィスワークや日常の家事でも最高のパフォーマンスを発揮できると考えています。
●良いと感じた内容のまとめ
①
筋肉は使わないと忘れる
筋肉を使わなければ、どんどん動き方を忘れてしまい、使い方が悪いと硬くなります。
②
ストレッチの重要性
やみくもにストレッチをしても、期待した効果は得られないことが多いです。
③
背中を反る動き
正しい姿勢のためには「背中を反る」動きが大切です。年齢とともにこの動きが減少すると、柔軟性を失ってしまいます。
④
筋肉をしつけること
正しい姿勢を身につけるためには、筋肉をしつけることが第一歩です。1~2時間おきに意識的に行うことが推奨されています。
⑤
パソコンのモニター位置
モニターを高く設定することで、姿勢が改善され、肩こりも軽減します。
⑥
多裂筋の重要性
第12胸椎を働かせることが大切で、特に多裂筋という筋肉が重要です。
⑦
腰の動き
腰は本来ねじれないシステムで、ひねりは第12胸椎がポイントです。
⑧
上体反らし
うつ伏せになり、多裂筋を意識した「上体反らし」が重要です。指先が床から30センチ以下の場合、多裂筋がほとんど動かなくなっています。
⑨
足の重心
足の重心は上半身によって決まります。崩れた姿勢を矯正するためには「足指」を使うことが必要です。
⑩
正しい重心
正しい姿勢の重心は足関節より少し前にあります。靴の中で足の指を浮かさないことが重要です。
⑪
足指のタコ
足の指の腹にタコができるのは良い兆候です。
⑫
体の硬さと血管
体が硬い人は血管も硬く、柔軟性を失っています。
⑬
腹式呼吸
腹式呼吸は体調を改善し、鬱の改善にも寄与すると考えられています。
●最後に
この本を2019年に購入してから約7年が経過し、ついに今年、佐藤さんにお会いすることができました。2025年には京都市での研修会に参加し、直接お話を伺うことができました。本を何度も読み込んでいたため、研修会は確認作業のような感覚でした。この本の内容を患者様にもお伝えすると、不思議と体の症状が改善される方が多く、今でもセルフケアの際にはお伝えしています。
より深く理論を学ぶことで理解が進み、実際にお会いする機会は非常に良い経験となりました。行動することで得られることは多く、今後も学び続けていきたいと思います。そして、良い情報を必要とする方々にお伝えしていきたいと考えています。