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こんにちは。
山口県山口市の 自律神経専門整体 GREEN です🌿
毎週日曜日にお届けしているブログ。
今回は、少し学術的だけれど、日常や健康にとても役立つ一冊をご紹介します。
📘 D・マイヤーズ著『心理学』
— 心と身体をつなぐヒントが詰まった本 —
この本は、大学の心理学講義や、医師・研究者が心理学を学ぶ際に使われることも多い、いわば心理学の定番書です。
私自身、病院勤務時代に「患者さんとの関わり方を深めたい」と思い、医学書店のスタッフさんに勧められて購入しました。
ページ数は約700ページ。
正直、すべてを読み切るのは大変ですが…
普段の生活や健康に、そのまま使える知識がたくさん詰まっています。
今日はその中から、整体や自律神経とも深く関係するポイントをお伝えします。
🧠 心理学とは何か?
本書では、心理学を次のように定義しています。
心理学とは、厳密な科学と、精神・心情の両面を取り込む
広い人間的視点との融合した学問分野である
数字やデータだけでなく、
「人はどう感じ、どう生きているのか」
そこまで含めて扱うのが心理学です。
これは、私たちが施術で大切にしている
身体と心を切り離さない考え方とも重なります。
😊 笑顔は世界共通
・笑顔は、世界中どこでも「うれしい」という意味
・文化によって笑うタイミングや頻度は違っても
・自然な笑顔の意味は共通
作り笑いでも、口角を上げることで
心や自律神経に良い影響があることはよく知られています。
「まず表情から整える」
これはとてもシンプルで、効果的なセルフケアです。
✍ 記憶を強くする「テスト効果」
ただ読むより、
**思い出そうとすること(想起)**の方が記憶は強化されます。
心は筋肉と似ていて、
使えば使うほど鍛えられる。
・自分の言葉でまとめる
・声に出して説明してみる
・一度忘れてから、もう一度思い出す
こうした「能動的な学び」が、記憶を定着させます。
📚 SQ3Rという学習法
本書で紹介されている学習法が SQ3R。
調べる(Survey)
問う(Question)
読む(Read)
思い出す(Recite)
見直す(Review)
これは勉強だけでなく、
健康情報の理解やセルフケアの習得にも応用できます。
⏰ 勉強も身体も「分散」がカギ
・一気に詰め込むより
・短時間をこまめに続ける方が記憶に残る
例えば
「1日1時間 × 週6日」
そして
インプットより、アウトプットに時間を使うこと
これが理解と定着を大きく左右します。
💤 動物の睡眠時間を比べてみると…
コウモリ:20時間
赤ちゃん:16時間
ネコ:12時間
イルカ:10時間
大人:8時間
ウシ:4時間
キリン:2時間
活動量や脳の使い方によって、必要な睡眠時間は異なります。
🏃♂️ 睡眠と運動の深い関係
研究では、
運動は睡眠を良くし、睡眠は運動機能を高める
という相互関係が示されています。
✅ よく眠る選手ほど
・反応が速い
・活力がある
・ケガやストレスに強い
実際に、
8〜10時間の睡眠をトレーニングに組み込むチームは
パフォーマンスが向上しています。
⚠ 睡眠不足がもたらすリスク
・睡眠不足は「抑うつ」の予測因子
・12〜18歳では、5時間以下の睡眠の子どもは
8時間以上の子どもより 抑うつリスクが71%高い
さらに
・太りやすくなる
・食欲が増す
・免疫力が低下する
睡眠7時間未満の人は
8時間以上の人より
風邪にかかる確率が約3倍というデータもあります。
自律神経の不調は、
まず睡眠から見直すことがとても重要です。
🌱 幸福とは何か?
本書では、長く続く幸福について
とても現実的なことが書かれています。
幸福を高めるポイント
お金だけでは幸福は決まらない
自分の時間をコントロールする
幸福そうに「演じる」ことで、心も後からついてくる
自分のスキルを活かせる仕事や趣味を持つ
フロー(没頭状態)を味わう
高価な趣味より
・ガーデニング
・社会活動
・ものづくり
こうした活動の方が
フロー体験は得られやすいとされています。
🌸 幸福と健康を支える習慣
運動で健康と活力を高める
身体が求める量の睡眠をとる
近しい人間関係を大切にする
自分以外の人に目を向ける
日々「ありがたい」と感じ、感謝を記録する
宗教的・精神的な側面での自己を育む
これらはすべて、
自律神経を整える生活習慣とも重なっています。
🌿 まとめ
『心理学』は難しそうに見えて、
実は 生活・健康・人間関係のヒントが詰まった本です。
心と身体は別々ではなく、
互いに影響し合いながら生きています。
整体で身体を整えること
生活習慣で心を整えること
その両方があってこそ、本当の回復につながります。

●過去の記事
No.1 自己紹介
No.2 自律神経を整える呼吸法について
No.3 発達障がいをもつ親御さんへのサポートについて
No.4 睡眠の質について
No.5 心も体も喜ぶ!山口県防府市の小さなお昼ごはんの店「和か」の魅力
No.6 頭痛について
No.7 大人の発達障害について
No.8 慢性副鼻腔炎について
No.9 積み重ねた信念が現実化する
No.10 目に見えない「気」というものについて
No.11 女性のうつ病について
No.12 血流がすべて解決する
No.13 トレーニングの考え方
No.14 ストレス解消法について
No.15 栄養学について
No.16 心を掃除する
No.17 リーダーの禅語
No.18 夢見る小学校
No.19 ブレインプログラミング
No.20 神ストレッチ
No.21 あした死ぬかもよ?
No.22 あなたはあなたが使っている言葉でできている
No.23 『右脳の教科書』から学んだこと 〜利き手と脳の使い方〜
No.24 『教える技術』を読んで感じたこと 〜伝えることの本質とは?〜
No.25 「気づかれない気づかい」こそ、本物 〜ANAの気づかいから学んだこと〜
No.26 『整体入門』を読んで気づいた、からだと“気”の深いつながり
No.27 風邪は“体のお掃除”? ― 野口晴哉『風邪の効用』から学ぶ自然の力
No.28 体癖を知ると見えてくる、自分らしさと健康
No.29 毎年の出雲大社参拝〜縁結びの神様に感謝と願いを〜
No.30 『強運脳』を読んで感じたことと日常での実践
No.31 「幸せも健康も“今この瞬間”から―茂木健一郎さんの本から学んだこと」
No.32 『神・時間術』から学んだ、私が体調を崩して気づいた時間の使い方
No.33 「あたりまえを疑う。時間を味方にする生き方」
No.34 ワークライフバランスより大事なこと|『後悔しない生き方』と私の学び
No.35 成長し続ける人だけが見られる景色
No.36 食を正せば、体も心も整う — 昔ながらの知恵に学ぶ「自然のリズム」
No.37 食べることは、未来への最高の“投資”
No.38 「いつものパンがあなたを殺す」から学ぶ ― 脳と腸を守る食の話 ―
No.39 『成功者がしている100の習慣』に触れて気づいた、心と人生の整え方
No.40 特別編
No.41 科学で証明された「体と心に効く5つの習慣」~ハーバード医学教授の健康の正解~
No.42 「小さな習慣が、人生を静かに変えていく」
No.43 「心理学に学ぶ、心と身体を整える習慣」
No.44 「妻のトリセツから学ぶ、心が疲れない夫婦の在り方」
No.45 「努力する人は価値があるのか?」
No.46 「性格は変えられる?ハーバード心理学が教える“自分らしい生き方”」
No.47 ― 見えない世界が、あなたの体と人生を動かしている ―
No.48 人は「話し方」が9割 〜伝え方ひとつで人生は変わる〜
No.49 「脳にいい習慣で、今この瞬間から幸せを高める」
No.50 成功者ほど「目に見えない力」を信じている理由
No.51 「人生は後払いできない」
No.52 「今この瞬間に集中する――脳外科医が教えてくれた、心と身体を整える生き方」
No.53 「言語化が、人生と自律神経を整える ―『メモの魔力』と整体の共通点」
No.54 「個の時代」に勝てる組織とは何か
No.55 「自律神経を整える鍵は“心の態度”にある」