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毎度、落合商店です。
今週も落合商店独自の目線で街や物事を見る『OCHIEYE’S PRESS』をアップします。
ふと気付いた。
昔から公園が好きだ。
子どもの頃は皆と遊具や砂場で遊び、
10代後半は訳もなく、友達と集まって話したり。
大人になり娘立を公園に連れて行った。
県外に行くと、その土地の公園に立ち寄り
ベンチに座ってその土地に住んだ気持ちになる。
その土地の空気感というものがあるように思う。
最近は近所の公園のベンチでビールなどを飲みながらまったりとラジオを聴く。
つい先日、2~3歳ほどの子どもが親と遊具で遊んでいた。

その光景に何とも言えない懐かしさが。
まるであの頃の娘達を見ているようだ。
一緒にこの遊具で遊んだこと。
滑り台で滑ったり、怖がる渡り棒を下から支えたり。
奥の砂場でも遊んだな。
こうやって毎年新しい子ども達が同じ公園の遊具や砂場で遊び
そして巣立っていく。
まるで物言わぬ親の様だ。
雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も。
その場から動かず、愚痴も言わずに子ども達を待っている。
そして巣立っていく子ども達を何人見送ってきただろう。
物言わぬ代わりに遊具についた傷や錆は見送ってきた遊具の寂しさを
物語っているようだ。
そんな公園の遊具や砂場。
撤去されていくことも多い。
近所の住民のクレーム。
怪我を避けるための危険回避。
身勝手な大人の都合で物言わぬ親が奪われている。
考えてみてほしい。
そんな身勝手な大人も昔、公園で物言わぬ親に遊んでもらったのではないか?
陽が暮れるまで。
怪我をして危険の度合いを学んできたのではないか?
それをうるさいだの、危険だの…
撤去される物言わぬ親達はどんな気持ちだろうか。
また、過疎化で子どもの数が極端に少ない地域の公園に立ち尽くす物言わぬ親達。
メンテナンスもされず老朽化していることもある。
「最後に訪れてくれたのはいつだっただろうか…。」
まるで面会者を待つ高齢者施設の入居者のような。
もう役目を終わらせてあげても良い頃。
久々に会いに行きたくなった。
あの頃遊んでもらった物言わぬ親達に。
変わらずあの場所で待っていてくれているだろうか。
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OCHIEYE’S PRESS BACK NUMBER
No.1 鳥飼八幡宮
No.20 聞きたくないけど知っておきたいこと。誰もが嫌なあの害虫対策を始めよう。
No.22 Tokyo illegal street art.
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No.28 真夏の夜の夢のおぼろげな記憶…(古着祭りを終えて)
No.34 キッチン&ベジタブルSunAo~高取ガレージマルシェ~