MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

「見なきゃいいのに,つい見ちゃう」SNS依存と脳のカラクリ😈

こんにちは!
土曜日担当、心理学をベースに【心】についてお伝えしているLuna(ルナ)です☺︎
 
🌏🌱
 
今回のテーマは、SNS依存!
オーストラリアでの16歳未満の子どもを対象にしたSNS規制は、2025年内と迫っています。
 
 
みなさんは、ご自身が依存傾向にあると思いますか?
 
☑︎朝起きて、時間だけ確認するつもりが一応開く
 
☑︎休憩時間にとりあえず開く
 
☑︎食事後、「はぁ〜食った食った」と無意識に開く など‥
  
 
能動的に「見たい対象だけ検索して、見たら閉じる」がスンナリできたら問題ないのですが、これ、できます‥🤔??
 
「調べものをする為にスマホを手にしたはずが、気づいたらショート動画をエンドレスで見ていた」という経験もあるかもしれません。
 
自動的に流れてくるフィードやおすすめ、広告にいつの間にか時間を取られていて後悔‥(涙)なんていうこともありますよね💔
 
 
 


 
<シリコンバレーの大人は知っていた😨>
 
スティーブ・ジョブズは、以下の理由で「自身の子どもへのiPhone使用を制限している」と語っていたそうです。
 
…………………
⚠️中毒性を懸念していた
 
⚠️リアルな人間関係や想像力の大切さを信じていた
 
⚠️家族の会話や読書など、他の活動を重視していた
…………………
 
ジョブズだけではなく、GoogleやTwitter、Facebookなどの偉い人たちも同様だそうですよ‥!
 
むむ‥これは聞き捨てなりませんね🤔
 
 
 


  
<依存は意志が弱いのではなく、脳がそうさせている>
  
SNSに依存してしまう脳のカラクリを、大きく2つ書いてみます。
 
 
1️⃣ギャンブルに似たしくみ
 
心理学で「変動報酬」という概念があります。
 
これは、パチンコや宝くじ、ガチャガチャのようにランダムに当たりがあるものに対して、「次こそは!」と期待してドーパミンを放出する脳のはたらきです。
 
人間の脳は「次どうなるのか分からない」という不確実なものに弱いので、早く当たりを出してスッキリしたいのです💥
 
 
これをSNSで説明すると、
”「面白い投稿が更新されているかも」と期待した割に、そうでもなかった‥”という場合に、何かスッキリする内容を求めてダラダラ見続けてしまうというということが起こります🏴‍☠️
 
また、自分の投稿の反応が気になるのも、期待とランダムさが入り混じっているからといえます🤔
 
これが無自覚で起きているので、SNSと変動報酬の関係をわかっておくと良さそうです。
 
 
 
2️⃣見なきゃいいとわかってるのに見ちゃう心理
 
(パターン1)
「モヤモヤする人の投稿は見なきゃいいのに、なんか見ちゃう」
 
これを脳に言わせると、
ーーーーー
🧠:
わたし、昨日と同じが大好き!
いつもモヤモヤに慣れ親しんでいるから、今日もモヤモヤしたい🩶』
ーーーーー
となります。
(え〜😨!)
 
 
脳は優秀なスーパーコンピューターに例えられますが、フル稼働すると大変なエネルギーを消費してしまうので、常に省エネ状態でいられるように、慣れ親しんだ情報にアクセスしたがります。
 
人間の体が変化を嫌う「ホメオスタシス」というしくみで説明ができますが、私たちの意識がポジティブであろうとネガティブであろうと、脳は昨日と同じ惰性が安心なんだそうです🫥
 
脳は、私たちの思考とは別に、ただただ生命維持の任務を遂行しているというワケです👤
 
 
……………………………………
 
 
(パターン2)
「好みじゃない内容なのに、なんか見ちゃう」
 
これは、発信側が注目を集めるために工夫しているということも大いにありますが、
(新しい情報を知らなければ)
(話題に取り残されてしまうかも)
という無自覚の焦りや不安・劣等感が刺激される心理現象で、
FOMO(Fear of Missing Out)と言うそうです。
 
 
また、脳はネガティブな情報に敏感です。
 
これは、危険を見逃さないための本能として誰にでも備わっている機能ですが、不安を煽るタイプの発信をつい見てしまうというのも、この現象で説明ができそうです👁️
 
 
「情報を全て追えないのが普通」
「人生の必要なタイミングで知れたらOK」

 
‥と開き直るくらいが良いのかもしれませんね👌
 
 
 


 
<無自覚の習慣に気づき、脳をコントロールする💪>
 
SNS依存は、私たちの意志とは別のはたらきで起きていることがわかりました。
 
ということは、意識でコントロールできる部分に目を向けて、
ーーーーー
習慣を意識して、
脳の回路を健全に保つ
ーーーーー
ことが大切になりそうです。
 
 
以下、依存を避けるための習慣アイデア3選をご紹介です💡
 
……………………………………
 
✔️反射や癖で見ないように、きっかけをなくす💡
 
(例)
⚫︎スマホを目につくところに置かない
⚫︎通知をオフにする
⚫︎時間はスマホではなく時計でチェックする
⚫︎よく見るSNSは、基本ログアウトしておく
 
……………………………………
 
✔️脳は退屈が嫌い⭐️他のことで埋める
 
脳は手持ち無沙汰や退屈を嫌うので、隙あらば何かで埋めようとしたがり、その格好の餌食がスマホです🤳
 
それが「なんとなく・とりあえずSNS」に繋がるので、SNSを開きたくなったら‥
 

(例)
⚫︎紙の本を開くだけ開いてみる
⚫︎ノートや手帳に考えていることを書き出す
⚫︎ミサンガを編む(?)
 
などなど、手が塞がるアクションに方向転換するのがおすすめです🤝
 
3つ目はミサンガ以外に思いつかなかったんですが、笑、何か良い趣味があったらぜひ教えてほしいです◎
 
……………………………………
 
✔️考え方を変える
 

(例)
⚫︎情報は追ったところですぐ忘れるから、そもそも見なくてOK
⚫︎自分もそっち側(スティーブ・ジョブズ側)の人間ということにする
⚫︎人生のゴールや自分の主体性を意識する(SNSを見るより優先すべきことはなんだろう?と一旦立ち止まる)
⚫︎モヤモヤする人は一時的にミュート‥も可にする◎
 
などなど💡
 
 
 


 
<まとめ>
 
✅開発者側は中毒性をわかっている
 
✅依存は意志の問題ではなく脳のしくみ🧠
 
✅習慣を意識して、SNSと自由に付き合おう📱✨
 
・・・
 
 
つながりを楽しんだり推しが身近に感じられたり、承認欲求や気付きを得られたり‥、
SNSには魅力的な面もたくさんありますよね❤️‍🔥
 
主体性を持って能動的に使いこなせれば、可能性を活かすことができると思うので
上手に付き合っていきましょう😊
 
 
 


 
<おまけ>
 
ここまで偉そうに書きましたが、かくいう私も、SNSで時間が溶けていた‥ということはあります😇
 
自覚しているのは、
 
⚫︎疲れていて気力がない時や眠れぬ夜に、なんとなく受動的に見ている
⚫︎現実逃避(やらなきゃいけないことがある時ほど、どうでも良いものを延々と見る)
 
などですね‥☠️
 
世代で通じる方も多いと思いますが、懐かしの「mixi」で依存をどっぷり経験した過去があるので、今回の内容を戒め、今後も気をつけて参りたいと思う所存です。
 
・・・
 
↓💡合わせて参考に💡↓
時間の使い方の記事はこちら
人生のゴールについてはこちら
 
 
・・・
  
 
みなさんの人生のお役に立てたら幸いです🌹
今回もお読みいただき、ありがとうございました✨
 
 
 
 
Luna☺︎
 
……………………………………
 
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バックナンバーは自己紹介ページの下にまとめています💁
 
自己紹介:心のことを伝えます【Luna】
 

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